「輝く瞬間を止めないで〜GIRLS〜」1996.8.911
  主催:ニッポン放送 赤坂Blitz  4回公演

 新人ダンサーの登竜門であるアニー賞を受賞した鏡 真昼。しかしそのプレッシャーにより真昼は踊れなくなってしまう。踊りをやめ、転校した横浜芸術学院で、創作ダンスコンテストをめぐって対立する2つのグループに出会う。エリートチームとクズチーム。圧倒的な実力の差からすっかりやる気を失ってしまったクズチームを、振付にまわりながら真昼は励ます。意欲を取り戻すクズチーム。ぎりぎりの努力を重ね、コンテストでついに優勝を勝ち取る。そして真昼もその舞台で自信を取り戻し、栄光の真紅のジャケットを手にして、新たな夢に向かうのだった。(輝く瞬間を止めないで?DANCE ON DANCE?)
それから3年。横浜芸術学院に通う真昼の妹、真夏は、アニー賞に挑戦。しかし破れてしまう。姉へのコンプレックスと自分への絶望感。真夏は踊ることをやめ、ローラーブレードチーム「フリーダム」のメンバーになり、リーダーののぼるとともにコンテストを目指していた。横浜芸術学院では、3年前、真昼とともに優勝の舞台を踊った神埼舞が、教育実習生として全国ミュージカル大会出場の指揮をとっていた。しかし、ミュージカル部部長の百合子を初めとするメンバーには、自信とやる気が欠けていた。何とか真夏を引き込み、みんなの情熱を取り戻させようと奮闘する舞。その熱意と捨て切れない踊りへの想いに引き寄せられながら、のぼるとの友情からフリーダムを抜けられず悩む真夏。両方のコンテストが同じ日なのだ。「ミュージカルには出ない、学校も辞める」そうのぼるたちに言いながら、真夏は振り付けという形で参加することになる。真夏の力でメンバーはめきめき上達。そして大会の日を迎える。しかし、そこに真夏の姿はなかった…